細田守の主人公「性格タイプ」ファン投票2026|あなたに一番近いのは?
『時をかける少女』の真琴、『サマーウォーズ』の健二、『おおかみこどもの雨と雪』の花──細田守監督が描いてきた主人公たちの「行動タイプ」のうち、自分の性格に一番近いと感じるのはどれ?
エモランドが2026年に実施した独自アンケート(回答数 58)では、最多得票の30票(51.7%)で単独首位に立ったのは、一人で二児を育てる母を描いた『おおかみこどもの雨と雪』の花=「全部ひとりで抱え込むタイプ」でした。2位は10票の『竜とそばかすの姫』すず型、3位は8票の『サマーウォーズ』健二型と続きます。
本記事は作品の人気投票ではなく、「主人公のどの行動タイプに自分を重ねるか」をエモランドのファンに問うた性格診断アンケートの集計結果です。元アンケートの集計結果ページはこちらから確認できます。
調査概要
| 調査内容 | 細田守作品の主人公7タイプから「自分の性格に一番近い行動タイプ」を1つ投票(1人1票) |
|---|---|
| アンケート設問 | 細田守作品の中で、自分の性格に一番近いと思う「主人公の行動タイプ」はどれですか? |
| 集計期間 | 2026年4月28日 〜 2026年5月28日 |
| 回答者数 | 58名 |
| 男女比率 | 女性 42名(72%) / 男性 16名(28%) |
| 年代比率 | 30代 24名(41%) / 40代 16名(28%) / 20代 9名(16%) / 50代以上 8名(14%) / 20歳未満 1名(2%) |
| 実施元 | エモランド(emoland.jp)独自調査 |
回答者は30〜40代の女性が中心の構成です。サンプル数も58票と限定的なため、本記事の順位は「投票に参加したファン層が自分をどのタイプに重ねたか」の傾向としてご覧ください。作品そのものの人気順は、別記事の細田守監督作品 人気ランキング2026にまとめています。
結果早見表(全7タイプ)
| 順位 | 票数(得票率) | 行動タイプ | 対応する主人公・作品 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 30票(51.7%) | 全部ひとりで抱え込むタイプ | 花/おおかみこどもの雨と雪 |
| 2位 | 10票(17.2%) | 匿名の場で素の自分を解放するタイプ | すず/竜とそばかすの姫 |
| 3位 | 8票(13.8%) | 本番で頼られるタイプ | 健二/サマーウォーズ |
| 4位 | 6票(10.3%) | 突っ走ってから考えるタイプ | 真琴/時をかける少女 |
| 5位 | 3票(5.2%) | 悔しさをバネに強くなるタイプ | 九太/バケモノの子 |
| 6位 | 1票(1.7%) | 感情を出しきるタイプ | くんちゃん/未来のミライ |
| 7位 | 0票(0.0%) | 絶望から覚悟を決めるタイプ | スカーレット/果てしなきスカーレット |
1位の花型だけで全体の過半数を占め、2位以下に大きく差をつけました。以下の棒グラフでも、票が1位に集中していることが見て取れます。
第1位 全部ひとりで抱え込むタイプ(花/『おおかみこどもの雨と雪』・30票・51.7%)
概要: 人狼の男性を愛した花が、二人のおおかみこどもを女手ひとつで育てる12年間を描いた2012年公開作。弱音を見せず、責任感で困難を乗り越えていく主人公です。
支持の理由: 「周りに頼るのが苦手で、つい全部自分で背負ってしまう」──この選択肢に半数以上の票が集まりました。子育てや仕事で多くを背負いがちな30〜40代が中心の回答層とも、重なりの大きいタイプといえそうです。
ひとこと: 30票・過半数で単独首位。細田守の主人公のなかで最も多くの人が「自分に近い」と感じたのが、華やかな力を持つ主人公ではなく、静かに耐える母・花だったのは印象的な結果です。
第2位 匿名の場で素の自分を解放するタイプ(すず/『竜とそばかすの姫』・10票・17.2%)
概要: 現実では歌えなくなった女子高生・すずが、仮想世界〈U〉で歌姫「ベル」として本来の力を取り戻す2021年公開作。もう一人の自分に救われる物語です。
支持の理由: 「現実では出せないけれど、別の場所・別の姿なら力を発揮できる」という感覚が、ネットと日常を行き来する世代に響いた様子。花型に次ぐ2位に入りました。
ひとこと: 抱え込む花型とは対照的に、「別の顔で自分を解放する」タイプが上位に来たのは、SNS的な自己像が身近になった時代を映しているのかもしれません。
第3位 本番で頼られるタイプ(健二/『サマーウォーズ』・8票・13.8%)
概要: 数学が得意で普段はおとなしい高校生・小磯健二が、仮想空間「OZ」の乗っ取り事件で大家族とともに危機に立ち向かう2009年公開作。
支持の理由: 「日常では目立たないけれど、ここぞという場面で自分の得意分野が活きる」というタイプ。派手さより実直さで貢献する姿に共感が集まりました。
ひとこと: 男性回答者の支持が比較的多かったタイプ。2位すず型とは2票差で、上位はここまでで全体の8割超を占めます。
第4位 突っ走ってから考えるタイプ(真琴/『時をかける少女』・6票・10.3%)
概要: タイムリープの力を得た女子高生・紺野真琴が、衝動のままに時間を跳び回る2006年公開作。細田守の劇場オリジナル路線の出発点です。
支持の理由: 「考えるより先に体が動く」「失敗してもなんとかなると走り続ける」。抱え込む花型とは真逆の、勢いで前に進むタイプに一定の支持が集まりました。
ひとこと: 上位4タイプはいずれも6票以上。ここまでで全体の約93%を占め、残る3タイプに票が入るかどうか、という展開になりました。